40代の転職(IT業界)。転職回数が多くても転職できる?現在8社目の40代が検証。

今、この記事を読んでいるということは、40代でIT企業(そうじゃなくても)に勤務していてなにかしら転職について悩んでいる方ではないでしょうか。たとえば…

  • 転職したいと思っているけど、40代という年齢が気になって転職活動に踏み出せない(どうせだめだろう…)
  • 転職したいと思っているけど、転職回数が多くてうまくいくか不安で始めの一歩を踏み出せない(すぐ辞めると思われて落ちるんじゃ…)
  • 転職活動をしているけど、うまく行っていない(とにかく落ちまくっている)

実際、40代で転職回数が多くても転職は普通にできます。
なぜなら、私が現在8社目、37歳時から4回も転職しており、年収も上がっているからです。

この記事では、実際に私が今年(2022年)の転職活動で、市場からどのようなフィードバック受けたのかをお伝えします。

もちろん私も踏み出す前は怖かったです。「40代なんて…」とか「転職回数多いし…」とか勝手に思って落ち込んでいました。

記事を読み終えると、以下のようなことがざっくりと分かるのではないかと思います。

  • 40代でも転職できる
  • 転職回数は(あまり)関係ない
  • 転職はした方がいい。
  • 転職活動には方法がある。

以前の私と同じように悩んでいるみなさんが、前向きな気持ちで一歩を踏み出せるようになれればと思います。

40代でも転職回数が多くても怖がることはない

結論、40代でも、転職回数が多くても転職は普通にできます。

実際、私は44歳で現在8社目、20年近くIT業界に関わっており、37歳からの転職と年収は以下のようになっています。

  • 37歳:400→500
  • 40歳:550
  • 41歳:600→660
  • 44歳:800以上

※→は昇給

私も最初は怖かった

おそらくですが、今の皆さんと同じように、私も最初は転職活動をするのに「すごく怖かった」です。 何が怖かったのかというと、

  • 転職活動をしてみたものの、40代だから受けられる会社がないのではないか?(エージェントから見捨てられてしまうのではないか?)
  • 転職回数が多いから「すぐ辞める」と思われて落とされるのではないか?

そしてこの2つが現実になったら「自分は社会において価値のない人間」との烙印を押されてしまうと…もう立ち直れない。。。それを知るのが怖い。

勝手な思い込みでした。

実際、転職活動をしてみたところ、それは勝手な思い込みに過ぎず、37歳から4回の転職に成功しています。 今では、あのときに勇気を出して転職活動をしたから大きく成長でき今の自分になれたのだと、昔の自分を褒めたいです。

私が転職活動について、40代という年齢と転職回数の多さがどう影響したのかを実体験をまとめます。

前提:私は最終学歴「地方の短大卒」のオッサン。

大事な前提として、私自身はたいしたことのない「普通のオッサン」です。

学歴は「工業高校卒→地方の短大卒」です。 こういうのによくある「実は有名大学卒業してて、新卒は商社とかコンサルにいました~」みたいなキラキラな人間じゃない、ということをお伝えしておきます。客観的に見たら決して能力は高くない方の人だと思います。

40代という年齢はどう影響したのか?

2022年時の転職活動では、年齢がネックになったという印象は全くといっていいほど受けませんでした。
2022年時の転職活動で私がもらったビズリーチのプラチナスカウトの件数※通常スカストは除く

ビズリーチのプラチナスカウト数(2022年)

企業スカウト:55件
転職エージェントからのスカウト:18件

40代でもスカウトはいただける。

転職回数はどう影響したのか?

2022年時の転職活動のNG理由で明確に「転職回数」「定着」のようなワードでお見送りをいただいたのは、

  • 書類選考でNG:2件/4件
  • 面接でNG:1件/5件

これを多いと思うかどうかは人によると思いますが、私の解釈としては、「気にする会社は気にする」程度。(明確な理由が伝えられないだけで、要因となった可能性もあります)

以下にお見送りのテキストを掲載しておきます。

現在、応募が殺到している状況のなか、選考基準が上がってしまい、○○様につきましては、ご経験やスキルなどに対する評価は非常に高かったものの、他者比較した際、転職回数が多く、その点から、残念ながら相対評価により、お見送りとなってしまいました。

企業での就業における定着面での懸念・サービスのグロースに関わる点での実績不足

能力的に大変魅力的な方だとお見受けしました。
一方で、ご本人が次のステージで期待されていること(新規事業開発を自らの裁量で実現させること)と実際のクライアントワークにおいて起きる事象(必ずしも顧客サイドで新規事業開発が承認される訳ではない)に乖離が大きいと感じられてしまうのではないかとも感じました。大変申し訳ありませんが、そうした懸念がある中でのご活躍や定着に対して疑問を払拭しきることができませんでした。

転職は人生を豊かにしてくれる

執筆中

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この記事を書いた人

40代、デザイナー、アパレルEC運営、WEBディレクター、アプリ開発PMとIT業界を横断。現在8社目のジョブホッパー。

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